止まらないドアクローザーとの格闘と専門業者の迅速な対応

築10年になる我が家の玄関ドアのドアクローザーが、数ヶ月前から徐々に調子が悪くなっていました。最初は閉まるスピードが少し速くなったかな?と感じる程度だったのですが、最近では完全に制御不能。ドアを開けると勢いよく閉まり、時には大きな音を立てて壁に激突することも。そこで、DIYでの調整を試みることにしました。ドアクローザーにはいくつかの調整ネジが付いており、インターネットの情報や取扱説明書を参考に、閉まる速度を遅くする方向に少しずつ回してみました。素人が下手に触ると、かえって悪化させてしまうこともあるという情報を思い出し、これ以上のDIYは諦めることにしました。毎日ドアが勢いよく閉まるストレスから解放されたい一心で、近所の鍵屋さんやホームセンターに問い合わせてみることにしました。何社かに電話したところ、ドアクローザーの修理や交換を専門に行っている業者があることを知り、すぐに連絡してみました。電話口で状況を説明すると、担当の方は親切に症状やドアクローザーの使用年数などを尋ねてくれ、大体の見積もり料金と訪問可能な日時を教えてくれました。その日のうちに訪問してもらえることになり、本当に助かりました。約束の時間通りに業者の担当の方が到着し、早速ドアクローザーの状態を確認してもらいました。プロの目から見ると、内部の油圧が完全に抜けてしまっているとのこと。調整ネジをいくら回しても効果がない状態だったようです。原因が特定できたことで、私も納得しました。担当の方からは、修理という選択肢もありましたが、使用年数を考慮すると、新しいドアクローザーに交換することを勧められました。いくつかの種類とそれぞれの特徴、耐久性などを丁寧に説明してくれ、我が家のドアに最適なものを選ぶことができました。交換作業は、手際が良く、あっという間に完了しました。新しいドアクローザーは、以前のものと比べて明らかにスムーズに、そして静かにドアを制御してくれます。閉まる速度も適切に調整されており、ドアが途中で止まることも、勢いよく閉まることもありません。今回の経験を通じて、専門業者に依頼することの重要性を改めて痛感しました。DIYで時間と労力を費やしても解決できなかった問題が、プロの手によってあっという間に解決したのです。また、適切なドアクローザーを選ぶことで、安全性と快適性が大きく向上することも実感しました。